CATEGORY:Heckler and Koch
2014年02月08日
USP45
今日の被災地は大雪だ!
東北だから全般に雪国と思われがちだが、私の住んでいる沿岸地区は年間を通じて殆ど雪が降らない地域。
今日ほどの大雪は岩手の内陸北部並みだと思う、明日の仕事が憂鬱でならない・・・
私は結構映画が好きで、暇が出来ると観に行く事が多い。
しかし偏った好みで作品をチョイスするので映画マニアではない。
とにかく好きなのがMIAMI VICEやHEATなどで有名なMichael Mannの現代劇で、信者とまではいかないものの彼の作品の殆どのDVDをコレクションしている。
今回のUSP45はMannの2004年の作品「Collateral」で、主人公のVincentがBLADE TECHと思われるIWBに入れてキャリーしていたUSPを真似てKSCのSystem 7をベースに改造した「なんちゃってCollateral仕様」
このUSPは2代目で、以前は旧型USPで作製してコレクションしていたのだが、System 7が発売されたのを機に新たに作り直した。
スライドは大好きなDETONATOR製、System 7との相性も抜群で素晴らしい作動をする(自画自賛)
IWBはBLADE TECH社
映画で使用していたUSPは少しだけカスタムされている様子。
肉盛り延長したロングスライドストップ・Tacticalタイプのマガジンベース・そしてCock &Lock
私のUSPも同じような感じで手を加えてある。
中でもロング・スライドストップ加工が一番悩んだポイントで、実物は溶接して肉付けしてあるのだがKSCのスライドストップの素材では低い温度での溶接でも溶けてしまい溶接不可能・・・ 職人さん達もお手上げだった。
悩んだ末に真鍮から削りだしたパーツを圧着してある。
Cock &LockはGUN誌に公開された資料を参考に、アルミから削りだした補助具をパーツに追加してある。
この映画でもMichael Mannらしい「物」に対する拘りが随所に盛り込まれており、大変満足した。
主人公の殺し屋Vincentの白髪は職業から来るストレスでなってしまったと言う部分は如何にもMannらしい。
Vincent愛用するサングラスもカスタムメイドのワンオフらしく、silhouette社の物をベースに24パターン作製され、小顔のトム・クルーズ用にフィッティングされているらしい。
ちなみにVincentの愛用するスーツは「高級生地を使用しているKowloon・made」らしい!
先日海外のオークションで映画に使用されたホルスターが出品されたのだが、画像を見るかぎりBLADE TECH社の物をベースにカスタムされた物と思われる。
映画MIAMI VICEで主人公SONNYの使用するTIKIにも MannはワンオフのIWBを使用していた。
*実際に映画で使用されたIWB
Michael Mannは現在新作を撮影中らしい、今からとてもたのしみだ!
しかし・・・
明日の仕事は憂鬱だ・・・
ロングスライドストップにタクティカルタイプのマガジンベース、Cock &Lock
ですか!
これらを自作される行動力と技量が素晴らしいですね!
以前、ネットでコラテラルの撮影で実際に使用されたUSPの画像を見た事がありますがよく雰囲気が出てると思いますよ!
SONNYさんのUSPを見てるとまたコラテラルを観たくなりましたよ(^_^;)
いいものを見させて頂きました。
ありがとうございます。
PS.こちらも昨日は大雪で積りました。。。(ToT)
でも今朝はすっかり溶けてなくなってます。
あの夜景やクイックドロー、そして地下鉄でのラストシーン、、。
確かGUN誌のは実際に映画で使用したプロップで、
オー!!これがそうなんだ!とっ、当時何時までも写真を見ていたのを憶えてます。
このUSPはSONNYさんの熱い思い入れが伝わって来ますよ!
ビィンセント指数がかなり高いUSP。。。
丁度いま、デトネーターのM&Pスライドが届きました♪
当時のMichael Mannはヒート前半でもデニーロにも持たせたりしていたので、USPにハマっていたんでしょうかね??
彼はチョット変わり種の45口径が好みみたいですよね!
新作が本当に待ち遠しい今日この頃です!
Audioslaveの歌と共にロスの町中をコヨーテが横切るのが私の一番好きなシーンです。
ラストの銃撃戦は、ビンセントが何時もの癖でボディーショットしてしまい、スチールのドアに弾丸を阻まれ、めくら撃ちしたマックスの弾丸がラッキーショットでビンセントに当たったと云う設定みたいですね!
ドアの弾痕を見て感心したのを覚えております。
デトネーターのM&Pスライド入手したんですね!
是非ブログで拝見させて下さいませヾ(*'▽'*)ノ