CATEGORY:3.11震災
2015年07月11日
被災地 5
忌まわしい大災害か4年4か月が経過した、復興は遅々として進んでいない。


震災1週間後の私の職場


本当に現実なのかと目を疑う光景が各地で見られた
福島以外の被災地は忘れ去られて久しい
しかし、私の暮す被災地にも本当に困っている人達は未だに多数存在しているのが現実。
商売の再建を諦めた人・自宅再建を諦め他の地に行く人・行政の一方的な取り決めに泣きながら従う人
そして、全てを諦め自ら命を絶つ人。
利権の絡む復興だけは活発で、残念ながら被災地は今、役人と大手ゼネコンの金儲けの為のフィールドとして、新しい存在価値となっている。
犠牲になっていった方々の御霊は天国から今の被災地を眺め、苦笑いしているのではないだろうか?


震災1週間後の私の職場


本当に現実なのかと目を疑う光景が各地で見られた
福島以外の被災地は忘れ去られて久しい
しかし、私の暮す被災地にも本当に困っている人達は未だに多数存在しているのが現実。
商売の再建を諦めた人・自宅再建を諦め他の地に行く人・行政の一方的な取り決めに泣きながら従う人
そして、全てを諦め自ら命を絶つ人。
利権の絡む復興だけは活発で、残念ながら被災地は今、役人と大手ゼネコンの金儲けの為のフィールドとして、新しい存在価値となっている。
犠牲になっていった方々の御霊は天国から今の被災地を眺め、苦笑いしているのではないだろうか?
宮城県仙台市宮城野区
兼業農家だった方です。
自宅は流され、農地は瓦礫の山。
追い討ちをかけるように、知り合いが次々と
自ら命を絶ってしまって。
物の支援の後は心の支援が大事。今こそ励ましが
必要だと思います。
この方は自分よりも大変な状況の中で立ち上がる人の
姿に「自分もここから這い上がっていくんだ」と、
農業を再開したそうです。
がれきの山に遺体が紛れ、車の中にも、うなだれた人の姿。
鼻をつく死臭・・・・・・
あれは居合わせた人じゃないとわからない。
被災地の声です。
被災地での自殺者の増加はマスコミが報道しないだけで多数に上っています
家族も自宅も無事だったのに同僚を助ける事が出来なかった事を苦にし、震災後3年目に自殺した方。
「明日も頑張るよ」と言い残し震災後に身を寄せていた親戚宅の裏庭で自殺した青年。
自分だけが生き残った事を罪と思うと書き残した女性。
報道ではなく、全て私のまわりでの出来事です・・・
何度か書いたと記憶していますが、私が感じた被災直後の一番強烈な印象は「海の匂い」です。
爽やかな潮風などとは全く違う、全てを破壊した海の匂いでした。
「まさかこんな場所で」と思うような内陸部まで海の匂いがしていた記憶は生涯忘れる事は出来ないのだと思います。
被災地の声は残念ながら届かなくなりましたし、日本中の殆どの人が被災地に目を向ける事も無くなりましたが、確実に被災地は今も存在しています。
どうか生きて生きて生き抜いて欲しい!
本当にありがとうございます。
soulさんのような思いを持つ方が存在するのは本当に嬉しい事です。